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ウェディングフォトはポーズが重要!自分たちらしさを演出しよう

ウェディングフォトを撮りたいけれども、どのような撮り方をすれば良いかわからないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。自分たちらしさがにじみ出るウェディングフォトにするためには、ポーズが重要です。この記事では、ウェディングフォトにおすすめのポーズについて、おしゃれなものから遊び心に富んだものまで解説します。一生に一度の思い出ですから、ありきたりのポーズで撮るのではなく、何度も見返したくなるような素敵な写真にしましょう。

型にはまったワンポーズでいいの?

結婚記念写真には、昔ながらの定番の撮り方があります。それは、女性だけ体をやや斜め内側に向け、立ち姿で正面を向き2人並んで撮影するものです。両親や祖父母のウェディングフォトを見たことのある人は、想像しやすいのではないでしょうか。女性が椅子に座って、男性がその横に立って撮影するものも一般的です。伝統的に選ばれてきたポーズであるため、結婚式らしさはあるものの、どうしても個性は感じられないと言わざるを得ません。堅苦しい雰囲気の中で撮影するため、緊張して表情が硬くなりやすく、結婚へ向けた幸せな気持ちが伝わらない写真になってしまいます。

型にはまったワンポーズでウェディングフォトを撮って、果たして後悔しないでしょうか。せっかくウェディングフォトを撮るのならば、ありきたりなものではなく、2人の魅力が存分に詰まった写真にしたいことでしょう。結婚式で撮った写真のほうが自然な表情で良かったということにならないよう、前撮りは前撮りならではの衣装選びやポーズ選びが必要です。

幸せな気持ちをしっかり残したい

ウェディングフォトは、2人の幸せな姿を映すものでなくてはなりません。結婚から数年経って見返したときに、結婚当初の幸せな気持ちを思い出して心が温かくなり、これからも2人で手を取り合って生きていこうと決意を新たにできるものが良いでしょう。将来子供が大きくなったときに見てもらって、お父さん・お母さんの性格が出ている写真だと感じてもらえたら嬉しいものです。結婚式に来られなかった人に前撮り写真を見せても、2人の幸せいっぱいな気持ちがしっかりと伝わって、相手まで幸せな気持ちになれるものが望ましいです。

ウェディングフォトは幸せな時間の中から一瞬を切り取ったものであり、写真を撮ったときの幸せな気持ちが後から見ても感じ取れるものでなくてはなりません。写真撮影した現場にいなかった人でも、写真に映った被写体の気持ちが手に取るようにわかることが理想的です。堅苦しいポーズと緊張した表情では、幸せな気持ちも希望に満ちあふれている将来への期待も伝わらないでしょう。

おしゃれに見せるポージング

それでは、具体的にどのようなポージングがおしゃれに見えるのでしょうか。1つ目は、手を取り合う後ろ姿です。ロングトレーンのウェディングドレスや、背中についているリボンがかわいらしいデザインの衣装などがとてもよく映えます。正面からの写真では写らない部分ですので、後ろ姿の写真を念頭において衣装選びをするのも良いでしょう。2つ目は、後ろ手に花束や婚約指輪の入った指輪ケースを隠し持つ様子です。隠し持った花束や指輪ケースを後ろから撮影することで、プロポーズの様子を想像させることができます。プロポーズの瞬間そのものを再現して撮影するのも良いですが、写真を見た人がその先を想像する楽しみがあるのも、工夫が感じられて素敵です。

3つ目は、キスシーンのシルエットです。あえて逆光になるように撮影し、2人の姿をシルエットのように写すのです。また、キスをしている2人の影を撮影することもできます。キスシーンをそのまま残すのは恥ずかしいと感じる人であっても、シルエットならば恥ずかしさも軽減できておしゃれに見えるのではないでしょうか。4つ目は、部分的にクローズアップする方法です。指輪をはめた2人の手元をクローズアップしたり、2人の手で作ったハート型をクローズアップしたりすることができます。並んで歩く2人の足元だけを撮影するのも、これから一緒に歩んでいこうというメッセージが込められているように感じられて素敵です。

ポーズでかわいらしさを演出

かわいらしい印象になるポーズで撮影したい場合には、どのようなものが良いでしょうか。1つ目は、2人並んで会話しているポーズです。普段通りの楽しい会話をしているシーンからは、自然な笑顔があふれます。堅苦しい表情ではなく、無理やり笑ったような作り笑顔でもなく、ナチュラルでかわいらしい表情が撮影できるためおすすめです。ベンチに座っての会話や寝転んでの会話、木陰にしゃがみ込んでの会話など、いろいろなパターンがあります。撮影している最中にどのような会話をしたのかは、後々写真を見たときに思い出して振り返ることができます。

2つ目は、女性だけが振り向くポーズです。男性がシャイで、写真が苦手ということもあるでしょう。そのような場合に、後ろ姿では物足りないと感じるのであれば、女性だけが振り向いて笑顔を見せるポーズも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。いたずらっぽい笑みを浮かべる女性は、かわいらしくて無邪気な印象を与えます。

3つ目は、座っている男性の後ろから女性がハグをするポーズです。真正面からカメラを向けられると、男性が緊張してしまう可能性があります。ハグしてきた女性に対して少し振り向くような横顔を撮影できると、男性も緊張した表情にならずに済みます。4つ目は、ブーケなどで口元を隠したキスシーンです。キスシーンの口元が隠れていると、少女漫画のワンシーンのようなかわいらしさを演出できます。ブーケ以外にも、ぬいぐるみや自分たちらしい小物などを使うことで、個性を引き立たせることができるでしょう。

元気の良さが垣間見える

元気の良さが垣間見えるポーズで撮影したい場合には、どのようなものが良いでしょうか。1つ目は、野外で2人そろってジャンプするポーズです。裾の長いドレスだと、正面からではジャンプしているのがわかりづらいでしょう。短めのスカートにするか、アングルを工夫する必要があります。2つ目は、笑顔で手をつなぎながら走るポーズです。全力疾走するくらいの心構えで楽しめば、屈託のない笑顔が撮れて楽しさが伝わりやすいです。

3つ目は、男性が女性を抱き上げる抱っこショットと呼ばれるポーズです。抱っこショットを撮るときのポイントは、男性が背中をそらすことです。赤ちゃんを高い高いするようなイメージで女性を抱き上げましょう。そして、女性は膝を曲げて足の動きを出します。足がドレスの中に隠れていたとしても、膝を曲げることでスカートにボリュームが出ます。女性のポーズを工夫することによって、男性が高く持ち上げているように見えるため、元気な印象を与えます。女性も背中をそらしてしまうと、反発し合っている磁石のようなショットになってしまいます。少し前かがみになるイメージで、男性にほほえみかけるのが良いでしょう。

まるで映画のワンシーン

映画のワンシーンのように見えるポーズで撮影したい場合には、どのようにしたら良いでしょうか。1つ目は、プロポーズの再現です。実際のプロポーズがロマンチックなものであった場合には、少し脚色しながらでも再現するのが良いでしょう。ウェディングフォトを見たときには、結婚当初の気持ちだけではなく、プロポーズしたときの気持ちやされたときの気持ちを思い出すことができます。明確なプロポーズがなかった場合などは、男性がひざまずきながら指輪や花束を手渡すプロポーズを演じるのがおすすめです。照れながら演じるのではなく、俳優や女優になったつもりで演じきると、後々笑い話になったとしても良い思い出になります。

2つ目は、お互いのおでこをくっつけながらハグするポーズです。見つめ合いながらのショットは、ラブラブ感があふれます。目を閉じたショットでも、絵になります。おでこではなく、鼻をくっつけながらハグするポーズもおすすめです。3つ目は、王子が姫をエスコートするように手を取るポーズです。階段などを利用すると自然に見え、2人そろって後ろを振り返るショットでは、ロングトレーンのウェディングドレスが映えます。

小物の使い方にセンスが出る

小物を使ったポーズでは、センスや個性が出しやすいです。1つ目は、針金の入った赤い糸でハート型やLOVEの文字を作り、2人の小指を結びつけるポーズです。運命の赤い糸でつながっている演出は、憧れる人が多いものでしょう。手をクローズアップしたパーツ写真としても使えますし、太めの赤い糸を用意して見やすくすれば全身写真としても使えます。2つ目は、赤い糸の糸電話です。プロポーズした側が口元に、プロポーズされた側が耳元にコップをあてることによって、愛をささやく様子が演出できます。糸電話という素朴なアイテムを使うことで、じゃれあっているような仲の良さが感じられる1枚となるでしょう。

3つ目は、遠近法を使い指輪や額縁の中におさまるポーズです。キスシーンであっても、遠く見える分には恥ずかしさも軽減されますし、おとぎの国の物語のようなファンタジー要素が加えられるでしょう。2人が写っているスマホを手前に持ってきて、背景にいる本人たちをぼかすようなポーズも、遠近法を使ったものです。4つ目は、シャボン玉を飛ばして幻想的にすることです。草原や花畑、テーマパークなど、シャボン玉が似合うようなロケーションで撮影したいところです。

5つ目は、ガーランドやフォトプロップスを使ったものです。ガーランドやフォトプロップスは、どんな言葉が書いてあるものを選ぶかがポイントになります。定番の言葉が書いてある既製品を購入するのも良いですが、手作りでオリジナルのものを作るのも、個性が出て良いのではないでしょうか。オリジナルのものを作るのであれば、2人の好きな曲または結婚式で流す予定の曲の歌詞を取り入れてみるのも素敵です。

遊び心も素敵なスパイスに

前撮りのポーズに遊び心を加えることで、思い出に残るより素敵な1枚になります。1つ目は、遠近法を使ったトリックフォトです。小人になった男性を、女性が手のひらの上に乗せたりつまみ上げたりするポーズは、コミカルな印象を与えます。2つ目は、たくさんの風船や傘を男性が片手に持ち、もう片方の手は女性とつなぎ、ジャンプするポーズです。今にも空へ飛んでいってしまいそうなショットを撮ることができます。女性はほとんどの場合ロングドレスのため動きを出しづらいですが、飛んでいきそうになる男性を引っ張るような格好にすると、男性の動きを出すだけで写真全体が楽しい雰囲気になります。

3つ目は、フィギュアやぬいぐるみと同じポーズをすることです。お気に入りのフィギュアやぬいぐるみがあれば、同じポーズをして一緒に撮るのも良いでしょう。また、2人共通で好きなアーティストがいれば、代表曲の振り付けの一部を使ったポーズを撮るのも素敵です。

すべて任せきりは後悔の元

ウェディングフォトを専門とするカメラマンやフォトスタジオは、さまざまなポーズを知っています。プロに任せておいたほうが、良い写真が撮れると考える人が多いのではないでしょうか。確かに、シャッターを切るタイミングはプロに任せたほうが良い表情を撮ってくれます。しかし、どのようなテーマで撮影したいのか、どのような雰囲気の写真を残したいのかという方向性は、自分たちで決めたほうが後悔がありません。楽しいことが大好きな2人なのか、ロマンチックなことが大好きな2人なのかによっても、選ぶポーズは変わってきます。

プロに任せておけば間違いがないと任せきりにするのではなく、プロと相談しながらプロの知識を借りて、自分たちが主体となって決めるという意識を持ちましょう。前撮りのテーマやポーズを決めるときに積極的に参加し、意向やこだわりたい部分をしっかりと伝えていれば、後悔することが少ないといえます。

ウェディングフォトはポーズにこだわろう

これまで紹介してきたウェディングフォトのポーズを想像してもらえばわかるように、おしゃれなものやかわいらしいものだけではなく、元気なものや遊び心に富んだものもあります。ウェディングフォトといえば正面から撮った堅苦しい写真というイメージを持っていた人でも、前撮りをしてみたいと感じられたのではないでしょうか。京都のフォトマリアージュでは、ドレスショップならではの豊富な衣装に加え、ロケーション撮影だけでなくフォトスタジオも完備しています。せっかく一生に一度のウェディングフォトを撮るのならば、自分たちらしさにこだわったポーズ選びをしてみてはいかがでしょうか。

 

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