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お得に和婚!前撮りフォトなら和装がおすすめ

日本人の伝統的な正装といえば和装です。今でも、挙式や披露宴で着用したい衣装として和装は高い人気を誇ります。しかし、何かと忙しい挙式や披露宴では、動きに制限が出てしまう和装を控えて、洋装を選択するカップルのほうが多いのではないでしょうか。憧れの和装で結婚の記念を残したいというカップルには、和装での前撮りがおすすめです。この記事では、前撮りにおいて和装の人気が高い理由や和装を選ぶメリットについて解説します。

前撮りでは和装が人気

前撮りとは、結婚式の前に別に結婚記念の写真を撮影することで、結婚するカップルのおよそ7割が前撮りをしています。また、前撮りを行ったカップルのうち約6割が和装を選んでおり、和装での前撮りが人気です。前撮りでの衣装選びは、結婚式のリハーサルとして当日着る衣装を合わせてみる場合と結婚式では着ない衣装で撮影する場合の2パターンに分かれます。衣装を決める際、試着はしても髪型やメイクは普段のままというケースが多いでしょう。すべてを合わせてみて問題ないか確認したうえで、当日安心して挙式や披露宴に臨みたいと考えている花嫁は多くいます。

また、結婚式当日は、ウェディングドレスの後はカラードレスへのお色直しを考えているので、前撮りではあえて和装を着たいと考えている花嫁も多くいます。花婿が和装を希望するケースもあります。女性と比べると、結婚式での男性の衣装にはあまりバリエーションがないため、タキシードと雰囲気がまったく異なる紋付羽織袴を着てみたいと考える花婿も多くいます。結婚のタイミング以外では、和装で正装する機会はあまりないでしょう。挙式や披露宴で洋装を着る予定のカップルの場合は、前撮りでは和装を検討してみてはいかがでしょうか。

和装で前撮りフォトを撮るメリットとは

前撮りをすることは決めたものの、撮影でどんな衣装を着るべきか悩んでいるカップルもいるでしょう。その場合は、和装を検討してみてはいかがでしょうか。和装での前撮りにはさまざまなメリットがあります。ここからは、和装で前撮りをするメリットについて紹介していきます。

1.挙式当日に着るよりお得

まず、前撮りでは和装をおすすめする理由が、挙式当日に着るよりお得だということです。挙式当日に和装で支度をする場合、費用は支度内容によってさまざまですが、もっとも多い価格帯で20~25万ほどです。しかも、花嫁の衣装レンタル費用だけでこのくらいかかります。ここにさらに、花婿の衣装レンタル費用、着付け代などもかかってきますので、合計の費用はかなり高くなることが想定されます。

一方、前撮りで和装をする場合、価格設定は挙式当日よりも安めです。花嫁と花婿の衣装レンタル費用、着付け代、ヘアメイク代、そして撮影料まで含めても、10万円ほどで済むケースが多く、挙式当日の場合と比べると大変リーズナブルです。和装での結婚記念写真を残したい場合は、挙式当日と比べて半分以下の費用で済み、しかも記念写真まで残せる前撮りを検討してみてはいかがでしょうか。

2.いろいろな衣装を着用できる

カップルの好みや要望に合わせて、いろいろな衣装を着用できるのも、前撮りならではのメリットです。挙式や披露宴となると、やはり皆の視線は花嫁の衣装に集まるでしょう。特に、大勢の招待客がいるような場においては、自分の好みを押し出しにくいこともあります。また、親に挙式や披露宴の費用を援助してもらっているのであれば、親の意見も取り入れたほうがいい場合もあるでしょう。その点、カップルだけで行う前撮りであれば、人目を気にする必要はありません。自分たちの好みだけを考えた衣装選びができます。

前撮りにぜひ取り入れることをおすすめしたいのが和装です。挙式や披露宴でのお色直しに和装を予定しているからいいと思っている人もいるかもしれませんが、花嫁の和風には数種類あります。仮に挙式や披露宴で和装をするとしても、すべての種類の和装を網羅するのは難しいでしょう。前撮りでも和装を着ることにすれば、すべての和装スタイルでの写真を残すことも可能となってきます。

そもそも式場自体が和装には向いていないこともあります。洋風のチャペルや洋風建築の式場などでは、せっかくの和装も映えません。写真を撮っても思ったような仕上がりにならなかったという結果も想定されます。前撮りであれば、和装を引き立ててくれる場所で撮影ができます。また、撮影が終わればすぐに着替えることもできますので、体をきつく締める和装を長時間着用することによる疲労や不調も起きにくく、快適に撮影がこなせるでしょう。

前撮りを行うことで、さまざまな衣装バリエーションの記念写真を残せます。さらに、撮影場所やアングルの工夫によっては、式場のスタジオでは実現できないような素敵な写真に仕上がる場合もあります。結婚の素晴らしい思い出を増やすという意味でも、前撮りは十分に検討する価値があるといえるのではないでしょうか。

3.時間に余裕ができる

前撮りで和装を着ておくことで挙式当日は洋装で済み、結果として当日の時間に余裕が生まれやすいということもあります。挙式当日は、主役である花嫁と花婿は朝から大変な忙しさです。特に、花嫁の場合はかなり早い段階からヘアメイクの準備に入らなくてはなりません。式が始まってからも、入場や挨拶だけでなく、各テーブルを回って招待客にお礼を述べるなど、主催者側として式を円滑に進行していかなければなりません。記念写真の撮影もその合間に行うようになります。写真撮影のためにゆっくり時間を取るのは難しいと考えておきましょう。バタバタと撮影を済ませたため、望んでいたような写真が残せなかったというケースも想定できます。

お色直しがある場合は、これに輪をかけて忙しくなります。特に、洋装から和装へのお色直しは、髪型からメイクまですべてをやり直さなくてはなりません。そのため、洋装から洋装へのお色直しと比べても時間がかかります。前撮りで和装姿を残しておけば、挙式当日は洋装のみでという判断も生まれやすく、お色直しも効率的に済ませられるでしょう。時間の余裕は気持ちの余裕にもつながります。花嫁や花婿としても、挙式や披露宴を心から楽しめたり、招待客と会話をしたりする時間も持ちやすいでしょう。

知っておきたい花嫁の和装

あらかじめ花嫁が着られる和装の種類と特徴を知っておくと、前撮りで着る衣装を絞りやすくなります。花嫁の和装には、大きく分けて白無垢、色打掛、引振袖の3つがあります。白無垢は、室町時代以降からの日本の伝統的な婚礼衣装で、着物から小物まですべて白で統一されているのが特徴です。和装の婚礼衣装としてはもっとも格式が高く、基本的に挙式で着用されてきました。昔から日本では白は神聖な色と位置付けられており、純白の白無垢には、邪気を退けて神聖な儀式に臨むという意味合いが込められています。また、花嫁の清らかさや美しさの象徴でもあります。刺繍の入り方や色合いの差によって、雰囲気も変わりますので個性を出したい場合は細かな部分で工夫しましょう。

白無垢以外の打掛を色打掛といいます。色打掛は白無垢と同様、室町時代以降から女性の婚礼での礼装として着用されてきました。和装の中でも、もっとも色や柄のバリエーションが多く、見た目にも華やかです。白無垢と同じくらい結婚らしい印象があり、個性も出しやすいことから花嫁からの人気が高く、和装で前撮りを行う半分以上の花嫁が打掛を選んでいます。

未婚女性の礼装である振袖も花嫁には人気です。ただし、結婚式で着る振袖は、成人式で着る振袖とは違います。お引き摺りといって、地面に引きずるような長い裾が特徴です。披露宴などで着るのには大変な場合もありますが、写真を残すだけであれば選択肢に入りやすい衣装です。打掛に比べると軽いので動きに制限も出にくく、楽さを理由に前撮りの衣装として選ぶ花嫁もいます。特に選ばれることが多いのは、シックな黒の引き振袖です。ドレスは結婚後も着用できますが、振袖となると既婚者は難しいものがあります。どうせなら結婚のときにしか着られない振袖を選ぶというのも、選択肢のひとつではないでしょうか。

前撮りの種類について

前撮りには大きく分けて、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。それぞれの特徴とメリットを知っておくことで、自分に合ったプランを選びやすくなります。スタジオ撮影とは、屋内のスタジオのセットで撮影を行うものです。あらかじめ用意されている小物などを使えるので、効率的に撮影ができる場合が多いでしょう。スタジオ撮影の一番のメリットが、天候に左右されないことです。当日の天気を気にする必要もなく、雨天だからといって撮影が延期になる心配もありません。計画を立てやすく、予定通りに実施しやすいといえます。また、ロケーション撮影と比べると価格は割安です。

ロケーション撮影とは、屋内や屋外のさまざまな場所で撮影を行うものです。場所はカップルの希望で選ぶことができ、2人の思い出の場所や旅行を兼ねて行うこともできます。チャペルや神社だけでなく、プランによっては歴史的建造物や由緒あるスポットでの撮影も可能となります。屋外の場合は、美しい日本庭園や公園、森林などもきれいな写真が残せるとして人気です。

写真に四季折々の風景を反映できるのはロケーション撮影ならではです。大自然の中での撮影は緊張をほぐしやすく、より自然な表情を残しやすいということもあります。スタジオ撮影と比べると撮影場所のバリエーションが豊富で、撮影ポーズなども自由にしやすいため、よりカップルの個性が出しやすいということもあります。和装の場合は、和の雰囲気が強く、和装が映える京都がロケーション場所として人気です。

スタジオ撮影と比べるとロケーションは撮影費用が高めになります。また、屋外で撮影する場合は、当日の天候に影響されます。ロケーション撮影の場合も、屋外だけでなく屋内でも撮影する予定にしておくと撮影が中止になる心配がありません。スタジオ撮影でも、ロケーション撮影でも、撮影カット数やレンタルする衣装の数、撮影場所の数などによって費用が変わってきます。ロケーションの場合は、宿泊が伴えばさらに追加費用が発生しますので、注意が必要です。また、土日ではなく平日に撮影することで費用を抑えられます。カップルの都合に合わせて撮影日を自由に決められるというのも、前撮りのメリットです。自分たちにもっとも合ったプランで、一生の思い出になる写真を残してみてはいかがでしょうか。

和装の前撮りに向いているシーズンは?

せっかく前撮りを行うのであれば、できるだけ満足のいく写真を残したいでしょう。和装で前撮りを行う場合は、向いているシーズンを知っておくことで、理想とする素敵な写真に近づけられます。和装の場合は着物、肌着や裾除け、長襦袢など下に着るものが多く、さらに帯できつく締め付けるため、洋装と比べると暑さを感じやすくなります。そのため、夏場の撮影は避けたほうが無難でしょう。特に、ロケーション撮影の場合は、熱中症のリスクも考えなくてはいけません。

前撮りのシーズンとして人気が高いのは、1年の中でも特に自然が美しい春と秋です。春の満開の桜や秋の色鮮やかな紅葉は、白無垢や色打掛をより一層華やかに見せてくれます。人気が高い分、春と秋は予約も埋まりやすいので、希望する場合は早めに予約しておくことが必要です。また、冬の雪景色の中の写真も風情があるものです。特に、雪景色の白と白無垢は相性がよく、春や秋では難しい清楚さを強調した写真が残せることもあります。自分たちが残したいイメージをよく考えたうえで、それに合った衣装と適切なシーズンを選ぶといいでしょう。

京都で叶える和の花嫁

普段から着慣れている洋装と比べると和装では動きに制限が出やすく、場所によっては長時間の着用に向いていないこともあります。ゆったりと撮影できて、撮影場所も自分たちで決められる前撮りだからこそ、和装を選んでみるといいでしょう。前撮りであれば、さまざまな予定の合間を縫う必要もなく、撮影だけに専念できます。また、和装の前撮りを済ませておくことで、挙式当日に時間の余裕が生まれやすくなるということもあります。

和装の場合、おすすめのロケーション場所は、昔ながらの日本らしさが強く残っている京都です。京都には祇園の情緒ある小路、嵐山の渡月橋や竹林、伝統ある建築物など、和装での撮影に適したスポットがたくさんあります。街の規模も比較的小さいため、ほかのスポットへの移動もしやすく、さまざま場所で雰囲気の異なる写真を複数残すこともできます。観光地としても人気ですので、前撮りとカップルでの旅行を兼ねるなど、楽しみが多いのも京都で撮影を行うメリットです。京都は前撮りやフォトウェディングの撮影場所として大変人気があります。和装で理想的な写真を残すために、早めに京都での撮影を予約してみてはいかがでしょうか。

 

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