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挙式なしでも形の残るフォトウェディング!特徴やメリットとは?

結婚式にはさまざまなスタイルがありますが、豪華な式よりもシンプルな式を好むカップルが増えつつあります。フォトウェディングも、注目を集めている結婚式のスタイルです。ここではフォトウェディングの特徴やメリット、撮影の流れなどを紹介します。

写真だけの結婚式!フォトウェディングの特徴とは?

フォトウェディングとは挙式や披露宴を行わないかわりに、写真撮影だけを行う結婚式のスタイルです。写真だけの結婚式とも呼ばれます。フォトスタジオに限らず、チャペルや海辺など、美しいロケーションで撮影ができます。ウェディングドレスはもちろん、和装での撮影も可能です。フォトウェディングはプロのカメラマンが時間をかけて丁寧に撮影をしてくれるので、まるでモデルのように美しい写真を残せます。

フォトウェディングを選ぶ理由として多いのは「結婚式を挙げる費用はないものの、ウェディングドレスは着たい」というものです。マタニティなので体に負担がかかることはできないものの、写真だけ残しておきたいという人もいます。また、再婚なので派手な挙式はしたくないが、思い出を残しておきたいというカップルも見られます。入籍して間もないカップルから、入籍から時間が経っているカップルまで、幅広い層から支持されているスタイルです。

フォトウェディングのプランや費用はスタジオによりさまざまですが、大きく分けてスタジオ撮影とロケーション撮影の2種類があります。スタジオ撮影の場合は撮影料1カット分のほか、衣装やアクセサリー、撮影小物の費用もプランに入ります。さらに、ヘアメイクや着付けもプランに含まれることが多いです。撮影した写真は台紙写真にするか、写真データにするか選べます。

ロケーション撮影はスタジオ以外の場所で行う撮影です。撮影料は100~200カット分が相場で、衣装やアクセサリー、撮影小物一式が含まれます。ヘアメイクや着付けが含まれる点も、スタジオ撮影と同様です。写真はデータの形で渡され、後から気に入った写真を印刷したり、パソコンなどの端末に保存したりできます。ただし、これらはあくまで基本プランの一例です。カット数を増やしたりアルバムを作ったりなどのオプションを加えると、追加費用がかかります。

衣装はプラン内で選べる衣装が決まっている場合が多いです。プランにない衣装を選んだり、自分で衣装を持ち込んだりすると追加料金が発生します。できるだけ予想外の出費を抑えるためにも、プランを選ぶときは基本プランだけでなく、オプションの料金も確認しておきましょう。なお、フォトウェディングの費用は5~15万円ほどが相場です。プランによっては5万円以下に抑えることもできます。

挙式をしなかったカップルに!フォトウェディングがおすすめの人

フォトウェディングは入籍だけをしたカップルや、あえて挙式をしない選択をしたカップルから支持を集めています。挙式をしない理由はカップルによりさまざまですが、結婚式や披露宴にかけるお金がなかったり、お腹に子どもがいて式を挙げるのが難しかったりするカップルが多いです。また、入籍してから時間が経っていても、やはり記念として何かを残したいと思ったとき、フォトウェディングならすぐに実行できます。結婚した当初は経済的な理由で挙式ができなかったカップルが、経済的に落ち着いてから「写真だけでも残しておきたい」とフォトウェディングを行うケースも多いです。

また、フォトウェディングならカップルだけでなく、家族やペットも参加できます。「ウェディングドレス姿を見たい」と望んでいる家族にも参加してもらえば、喜んでもらえるうえに、家族の思い出にもなるでしょう。ただし、家族が参加する場合は、家族の分の衣装もレンタルしなければいけません。そのため、人数分のレンタル料金や着付けの料金など、追加料金が発生します。また、撮影する会場にも、事前確認が必要です。式場によってはフォトウェディングと食事会がセットになっているプランもあるので、撮影後に家族で食事会を開くのも良いでしょう。

また、衣装を着て撮影するウェディングフォトのほかに、「エンゲージメントフォト」というものもあります。エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けてから結婚式を挙げるまでの期間を撮影した写真です。エンゲージメントフォトはウェディングフォトとは違い、普段通りのカジュアルなスタイルで撮影ができます。ロケーションは初めてであった場所やプロポーズされた場所など、2人の思い出の場所を自由に選べます。思い出の服やアクセサリー、ペアルックなど、自分たちらしいアレンジが可能です。プロポーズから結婚式までのストーリーを考えながら撮影するのも楽しいでしょう。撮影を通して、2人の絆がさらに深まります。

フォトウェディングのさまざまなメリット

フォトウェディングは、さまざまな事情で挙式をしない選択をしたカップルも、思い出を残すことができる結婚式の形です。結婚式や披露宴を行うには、長い準備期間と多額の費用が必要になります。式場を決めるにはブライダルフェアに参加し、実際にいくつもの式場を訪れながら選ばなければいけません。式場が決まってからも、招待状の作成やドレス選び、料理の手配など、やるべきことは山積みです。忙しくて時間がとれないカップルや、授かり婚のカップルにとっては大きな負担になってしまいます。しかし、フォトウェディングなら準備が少なく、体にもあまり負担がかかりません。

また、フォトウェディングなら結婚式を挙げるよりも、費用を安く抑えられます。結婚式を挙げる場合、平均的な費用は約350万円です。ご祝儀を抜いても、かなりの費用がかかってしまうでしょう。しかし、フォトウェディングなら高くても15万円以内に収まります。予約の少ない平日に撮影を行ったり、スタジオ撮影だけのプランにしたりなどの工夫をすれば、さらに費用を抑えられるでしょう。

また、フォトウェディングは時期に関係なく撮影できることから、挙式を行わなかった親に子どもからプレゼントするとケースもあります。ウェディングドレスを着てみたいけれど、タイミングを逃してしまったためにためらっているという人でも、フォトウェディングならチャレンジしやすいでしょう。結婚記念日に家族や友達を招いて撮影したり、新婚旅行を兼ねてロケーション撮影を行ったりといった方法も、フォトウェディングならではの楽しみ方です。

衣装が豊富なのも、フォトウェディングの大きなメリットです。スタジオに用意されている衣装だけではなく、プランにない衣装を追加したり、自分で衣装を持ち込んだりできます。ウェディングドレスやカラードレス、和服など、披露宴でお色直しをする感覚で、さまざまな衣装に着替えることも可能です。ただし、衣装の追加や持ち込みはオプション料金が発生する場合があります。フォトウェディングにおいて、衣装は非常に重要なポイントです。妥協することなく、自分が本当に着たいと思える衣装を選びましょう。

フォトウェディングは子どもがいる夫婦でも楽しみながら撮影できます。コーディネートを考えたり、ロケーションを選んだりする時間も含めて、家族にとってかけがえのない思い出になるでしょう。家族の記念でもあり、子どもの成長記録でもある大切な1枚ができあがります。

フォトウェディングの撮影ができる業者の種類とは?

フォトウェディングが撮影できる業者は、大きく分けて専門のスタジオと結婚式場、フリーカメラマンの3種類があります。フォトウェディング専門のスタジオは、比較的リーズナブルな価格で撮影ができるのが特徴です。スタジオ内の撮影だけなら、数千円で撮れるスタジオもあります。あらかじめ撮影の流れや料金プランが決まっているため、初めてスタジオを利用するだけでも計画を立てやすいです。メイクやスタイリングもプロのスタッフが行い、撮影中もさまざまなアドバイスをもらえます。そのため、写真撮影に慣れていない人でも、モデルのようにきれいな写真が撮れるのです。

室内での撮影は天候に左右されず、お腹に子どもがいる人やペットと一緒に撮りたい人も、落ち着いて撮影ができます。移動の必要もなく、着付けやヘアメイクもスタジオ内で行うので、たくさん衣装チェンジをしたいというカップルも利用しやすいでしょう。撮影用の小物やアクセサリー、背景なども充実しており、お洒落なスタジオも多いです。まだ小さい子どもと一緒に撮影をする場合は、撮影の途中で休憩を挟んだり、お昼寝タイムを設けたりして、子どもが疲れないよう対応してくれるスタジオもあります。

結婚式場では、まるで本物の結婚式さながらのロケーションで撮影ができます。ステンドグラスの美しいチャペルや螺旋階段、美しく整えられた庭園など、フォトウェディングにぴったりのスポットが満載です。結婚式と同じ流れで撮影できる式場もあるので、指輪交換のシーンや結婚証明書にサインするシーンなど、本当に結婚式を挙げているかのような写真に残せます。フォトウェディングだけでなく、家族と会食ができるプランもあるのも、結婚式場ならではの特徴です。家族との写真撮影を考えている人は、結婚式場を候補に入れてみるのも良いでしょう。

フリーカメラマンは、スタジオや結婚式場よりもさらに自由度が高く、カップルの希望を反映させやすいというメリットがあります。ただし、ロケーションや衣装、ヘアメイクなどの準備は、全て自分達で整えなければいけません。

一般的なフォトウェディングの流れを見てみよう!

フォトウェディングを行うにあたり、予約から撮影までの大まかな流れを知っておくと、スムーズに準備を進めることができます。まずは撮影会社を選ぶところから始めましょう。スタジオや結婚式場など、フォトウェディングを提供している会社はいくつもあります。ロケーションや参加人数など、ざっくりとしたイメージを固めておくと選びやすいです。いきなり1つの会社に決めるのではなく、複数の会社をピックアップし、比較検討しながら候補を絞っていきましょう。撮影会社を決めたら、撮影の申し込みをします。

撮影プランや撮影日を決めたら、着用する衣装を選びましょう。衣装は申し込みの際に選ぶ場合もあれば、撮影当日に衣装合わせをする場合もあり、会社によりさまざまです。撮影の詳細が決まったら、正式に契約を行います。会社によっては契約時に支払いが必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。また、衣装や撮影小物、ヘアメイクなどは会社で用意されますが、衣装の下に着る肌着は、自分で準備しなければならないこともあります。男性はシャツの下に着る肌着、女性はブライダル用の下着やストッキングなどです。

着物を着る予定があれば、和装下着や足袋も用意しておきましょう。準備が間に合わなかった場合はレンタルできるところもあるので、あらかじめ確認しておくと安心です。撮影当日は準備から写真選びも含めて、1日がかりのスケジュールとなります。まずはヘアメイクと衣装の着付けです。準備が整ったら、撮影場所へと移動します。ロケーション撮影はタクシーや車を使って移動するケースもありますが、スタジオ撮影ならほとんど移動は必要ないことも多いです。撮影場所についたら、いよいよ撮影は始まります。

撮影は衣装の数によって変わりますが、3~5時間かかることも珍しくありません。移動も含めるとかなりの体力を使うので、撮影前日は十分に睡眠を摂り、万全の体調で臨みましょう。撮影を終えたら、その日に撮った写真の中からお気に入りを選びます。写真は後日データとして送られるのが一般的ですが、選んだプランやスタジオによってはその場で印刷することも可能です。

屋内も屋外も素敵!フォトウェディングにおすすめのシチュエーション

フォトウェディングはスタジオやチャペル、神社、屋外などさまざまなシチュエーションで行えます。スタジオ撮影は天候に左右されにくく、落ち着いた環境で撮影できるのが大きなメリットです。あらかじめ小物が用意されているスタジオが多いので、可愛い小物を取り入れながら、オリジナリティにあふれた写真を撮影できます。チャペルや神社は、実際に結婚式を挙げているような気分が味わえるロケーションです。美しい風景や、厳かな雰囲気の中で撮影ができます。しかし、天候に左右されるリスクもあり、あまりに天候が悪いと、撮影の中止や延期を余儀なくされる場合もあります。

チャペルや神社に限らず、海辺や公園、街中など、さまざまなロケーションで撮影が可能です。思い出の場所や新婚旅行先など、カップルの個性に合った場所を選べます。ただし、必ずしも天候に恵まれるとは限りません。腫れていれば自然光の中で撮影したり、桜や紅葉など季節感のある風景をバックに撮影したりも可能です。しかし、曇天や雨天だと、思っていたような写真が撮れない可能性もあります。

形に残るフォトウェディング!後悔しない会社選びを

結婚式や披露宴は心に残るものであるのに対し、フォトウェディング写真は形で残るものです。写真を見返したときに「撮影して良かった」と思えるように、撮影会社やロケーション、衣装はしっかりと検討したうえで選びましょう。

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