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前撮りだから手軽に!憧れの白無垢を着よう

挙式や披露宴をする場合には、さまざまな衣装があります。教会での挙式をする場合にはウェディングドレスをを着る場合が多いでしょう。しかし、ウェディングドレスだけでなく白無垢も着てみたいと思っている女性は少なくありません。そのような場合には、前撮りを利用するといいでしょう。挙式当日に白無垢を着る予定がない人はもちろんのこと、挙式で白無垢を着る場合でも、前撮りで白無垢を着ることがおすすめとなっています。その理由を見ていきましょう。

前撮りは和装が人気

前撮りとは、結婚式の前にウェディングドレスや白無垢などの衣装を着て写真を撮ることをいいます。この前撮りは、結婚する人のおよそ70%以上が行っていて、メジャーな習慣になったといえるでしょう。そんな前撮りですが、和装の人気が高まっています。挙式のスタイルが洋装なので式では和装を着ることができない、費用面などから和装も式で着ることが難しい、といった理由で挙式・披露宴での和装を諦める人は少なくありません。そのような場合には、前撮りで和装を選ぶといいでしょう。実際に、前撮りをしている人の半数程度は和装を選ぶ傾向があるようです。新婦が和装を希望する場合も多いのですが、両親や新郎の要望で前撮りは和装というカップルも多くいます。スーツに似たタキシードではなく、和装に憧れがあるといった男性もいます。

また、前撮りは挙式とは別の日撮りで行うためスケジュールにゆとりがあります。和装の着付けやヘアメイクは時間がかかりますので、時間に余裕のある前撮りで着用するのが向いているのです。それだけでなく、料金面での負担が軽くなるというメリットもあります。挙式や披露宴で和装をレンタルする場合には、費用がウェディングドレスやカラードレスよりも高くなってしまうのです。その点、前撮りでのレンタルなら挙式当日に和装を借りるよりも安く済むので、費用を抑えたいカップルにも人気となっています。

前撮りで白無垢を着てみよう

結婚式の和装として、まず最初に思い浮かぶのは白無垢でしょう。白無垢は着物から小物まで、すべてを白で統一した日本の伝統的な婚礼衣装です。白無垢の歴史は古く、室町時代から武家の娘の婚礼衣装として用いられていました。白無垢がなぜ白いのかというと、さまざまな説があります。白という色が純潔を表している、嫁いだ家の家風に染まるといった意味合いから、お嫁に入る新婦の衣装としてふさわしいという理由が一般的でしょう。そのほかにも、神に仕える人の衣装が白だったことから、神聖な儀式である婚礼の花嫁衣装として白が使われたともいわれています。

白無垢の特徴としては、着用アイテムが非常に多いことが挙げられるでしょう。打掛や掛下だけでなく、懐剣や綿帽子、角隠しなど多くの付属アイテムがあります。その分着用するのに手間はかかりますが、さまざまなアイテムが揃ってこそ白無垢なのです。白無垢は和装の中でも、もっとも格式が高い衣装です。そのため、挙式のときにしか着用することができません。結婚に臨む新婦だけしか着ることのできない衣装ですから、挙式が洋風でウェディングドレスを着用するのなら、前撮りでは白無垢を着るといいでしょう。

白無垢を選ぶときのポイント

白一色というイメージが強く、種類が少ないのではと思われがちな白無垢ですが、実際にはさまざまなバリエーションがある衣装なのです。素材や織り方、柄などが違っており、それぞれに特徴があります。まず素材ですが、正絹と呼ばれる天然の絹、交織という絹と化学繊維を使用した素材、化学繊維のみで織られた化繊と、代表的なものだけでも3種類あります。素材の違いによって、手触りや着心地は大きく変わってきますから、選ぶ際は触ったり羽織ったりして比べてみるといいでしょう。

織り方によっても違いが生まれます。生地表面が滑らかで清楚な風合いが特徴の緞子、刺繍のような模様が浮かび上がり豪華で重厚な錦織などがあります。シンプルで清楚なものが好みなら緞子の白無垢を、きらびやかさや豪華さを求めるのなら錦織の白無垢を選ぶといいでしょう。柄もさまざまです。縁起のいい、鶴や鳳凰、松竹梅などが一般的ですが、桜や牡丹といった華やかな柄も人気が高くなっています。

このように、白無垢は素材や織り方、柄の組み合わせでまったく違った印象になります。実際に見て触り、羽織ってみることが白無垢選びには重要になるでしょう。そのためには、衣装の数が豊富なスタジオを見つけることが大切です。衣装数が少ないスタジオだと、選べる白無垢が少なくて好みのものがないといった可能性もあるので、衣装を豊富に揃えているスタジオを見つけて利用するといいでしょう。

白無垢のヘアスタイルはどうすればいい?

白無垢を着用する場合のヘアスタイルには2種類あります。文金高島田にして綿帽子や角隠しを被るスタイルと、洋髪の2パターンになるでしょう。まず、白無垢で一般的にイメージされるのが、文金高島田です。文金高島田は高く結い上げた日本髪のスタイルです。基本的には、地毛を結うのではなく文金高島田スタイルのかつらを被ることになります。カツラが似合わないのではないかと不安に思う人も多いでしょうが、かつらにも種類や大きさがあり、自分に合ったものを選べるようになっているので安心しましょう。

しかし、かつらを被るスタイルならではのデメリットもあります。文金高島田のかつらは非常に重く、1kg程度あるとされています。準備している間や写真撮影の間ずっと被っていなければいけないので、重く感じてしまう、疲れてしまうといったことが起こりやすいのです。また、蒸れやすいのもデメリットのひとつです。頭全体に被ることになるので、蒸れてしまって不快に感じる場合もあるでしょう。白無垢の場合は着物を幾重にも着ているので、かつらを被ることで暑く感じやすいのも気になる点です。

このようなデメリットから、実際には洋髪にする人の方が多くなっています。洋髪にかんざしや生花などのヘアアクセサリーを合わせることで白無垢に似合うスタイルにすることができます。洋髪だとヘアアクセサリーなどの自由度が高いので、個性を表現するのにも向いているでしょう。かつらのレンタル費用がかからないので、費用を抑えられるといったメリットもあります。

白無垢に似合うネイル

白無垢で前撮りを行う場合、衣装の着付けやヘアメイクなどはスタッフに任せることができます。しかし、ネイルに関しては自分でどのようにするか考えておく必要があります。せっかく衣装や髪形、メイクなどをきれいに整えたのですから、爪の先まで気を遣って美しくしておきたいですね。白無垢の場合には、衣装が白一色ですからあまり派手な色のネイルにしてしまうと浮いてしまって不自然になります。そのため、ナチュラルでシンプルなネイルを心がけた方が一体感がでてまとまりがよくなります。

白無垢に似合うネイルとして挙げられるのが、シンプルにワンカラーのマニキュアでまとめたものです。色は、ベージュやピンク、白無垢と合わせてホワイトなど、肌なじみがよく淡い色が向いています。ホワイトにも真っ白からオフホワイト、透明感のあるものまでさまざまですから、白無垢に合う色や好みの色を選びましょう。清楚なフレンチネイルなども白無垢にはぴったりです。この場合にも、肌なじみのいい淡いカラーを選ぶと白無垢と調和します。フレンチネイルをベースにして和柄を描くなど、ワンポイント入れるとより華やかさが増すでしょう。グラデーションネイルも控えめで白無垢にはぴったりです。とくに淡いピンクでグラデーションを作ると、花びらのようになるのでキュートに仕上がります。ワンカラーやフレンチネイルの場合でも、ストーンや光過ぎないラメなどを入れると華やかになりますので、アクセントとして取り入れてみましょう。

白無垢以外の衣装も着たい人は?

前撮りで、白無垢以外の衣装も着てみたいと考えている新婦も多いでしょう。その場合には、複数の衣装を着ることも可能です。前撮りの場合には、挙式や披露宴と違ってお色直しの時間を気にしたり急いだりする必要がありません。そのため、自分の好きな衣装をゆっくりと複数着用することも難しくはないのです。ただし、複数の衣装を着る場合には、着たい衣装の分だけレンタル料がかかります。予算が多くある、費用面は気にしないということなら、数種類の衣装を着て前撮りすることも可能です。

白無垢以外の写真も撮りたい場合には、白無垢+色打掛、白無垢+カラードレスというように、自分の好きな組み合わせで衣装を選び撮影できます。もちろん、もっと多く着たい場合には、白無垢+色打掛+カラードレスと欲張りにすべてを着用することもできるので、両親やパートナーと相談して決めるようにしましょう。前撮りでは、1着だけでなく2着の衣装を着たという人が実際には多くなっています。せっかく撮るのなら、満足のいくようにしたいと考える人が多くなっているのでしょう。複数の衣装を着ることは決して珍しいことではないので、予算に余裕があるのなら、ためらわずに好きな衣装を着ると後悔のない前撮りができます。

白無垢をきれいに見せるポーズとは

白無垢を着て前撮りする場合に悩むのがポーズです。カメラマンが指定してくれることがほとんどですが、自分たちらしいポーズで写真を撮りたい、白無垢がきれいに見えるポーズをしたいと考えている人も多いでしょう。白無垢を着たときのおすすめポーズはいくつかあります。まずは定番の立ち姿です。こちらは、新郎と新婦が隣り合って並ぶポーズで、新婦は少し斜めに立つのがポイントでしょう。全身がしっかりと映る定番のポーズなので、年賀状や親戚へのお披露目に使うことができます。一枚は撮っておくべきポーズでしょう。

全身のソロショットも白無垢を美しく見せるポーズです。バックショットや見返りショットで撮ると、白無垢の柄が映えます。ヘアアクセサリーを見せるように撮ってもらうと全体のバランスが取れてさらに美しさが際立つでしょう。お座りショットも人気の高いポーズとなっています。二人で座って会話している瞬間や正座をしてきちんと前を向いているバージョン、座りながらお辞儀をして挨拶をしているようなバージョンなどさまざまなアレンジがききます。お辞儀しているものなどは、年賀状や式のウェルカムボードに使ってもいいでしょう。

二人の仲の良さを写真に収めたいのなら、相合傘やキスショットもおすすめとなっています。二人で寄り添って和傘を差すことで、仲睦まじい様子になります。また、品がよくおしとやかな雰囲気にもなりますので、大人のカップルでも取りやすいポーズでしょう。キスショットには口元を隠すパターンと隠さないパターンがあります。隠す場合には扇子やポールブーケなどを使うと、白無垢と調和します。隠さないパターンでは、実際にキスしているもの、キスする直前など好みに応じて選ぶことができるのです。約束ショットもいいでしょう。こちらは、指切りをしているポーズで手元をアップにしたり、引きで上半身が映るように撮ったりとアレンジがききます。日本の風習である指切りと伝統的な白無垢の組み合わせは、和の雰囲気を演出できるとして人気があります。

白無垢を着るなら京都がおすすめ

前撮りの場合には、スタジオでの撮影のほかに屋外でのロケーション撮影が可能になります。白無垢でロケーション撮影を考えている場合には、寺社仏閣などが多くあり伝統的な街並みが残る撮影スポットがおすすめです。候補地としては京都がいいでしょう。ロケーション撮影を行うカップルのほとんどは地元で撮影を済ませる場合が多いのですが、他県で撮影する際には京都の人気が高くなっています。やはり、和装が似合う街として知名度が高くなっているので、せっかく白無垢を着るのなら京都で撮影したいと考えるカップルが多いようです。京都には重要文化財の建物や、石畳や美しい竹林など和装にぴったりのロケーションも多くあります。京都は撮影の候補地が多く、自分好みの場所を見つけやすくなっているので、前撮りには向いているのです。

京都は新幹線も通っており比較的アクセスしやすくなっています。観光地も多いですから、前撮りと合わせて観光を楽しむことも可能です。また、衣装は京都のスタジオで借りることができるので、荷物も少なくて済むでしょう。京都には質の高い和装をレンタルしているスタジオも数多くあるので、品質の良い白無垢を着たい人にも向いています。

白無垢で清純な花嫁に

白無垢は日本の伝統的な婚礼衣装です。白一色でまとめられた姿は独特の雰囲気と美しさがあります。前撮りや挙式でなければ着ることのできない衣装ですので、機会を逃せば一生着用することがないかもしれません。せっかく前撮りをするのなら、伝統的な白無垢に挑戦してみてはどうでしょうか。

 

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